アナタもワタシも知らない世界 オカルト万華鏡 著:流水りんこ

2012年05月06日 09:08

自称・霊感ゼロの著者がオカルトやスピリチュアル方面の疑問に斬り込む一冊。
嘘かホントか、思い込みかそれとも…そんな怪異を五編、自身の体験談一編、読書の体験談四編。


「第1話」
石自体に本当にパワーなんてあるのか?

友人に貰った途端、次々とトラブルを呼び込んだ赤い石の指輪。
著者はその指輪を恐怖体験 ―霊能者は語る―でもお馴染みの霊能者に預けたが…

「第2話」
予知夢は本当にあるのか?

深層心理から成るものか、ゆるやかなテレパシーか。
著者が見たという、知人の子供と身内に纏わる予知夢とは。

「第3話」
生まれ変わりは本当にあるのか?

タイ・シンガポール・インド辺りの新聞にたまに載るという転生した子供の証言。
自分が死んだ時だけでなく、その後の状況や親を選んで入り込むまで語る事があるという…

「第4話」
生霊、信じますか?

怨みや怒り、呪いからだけではないと思われる生霊の話。
著者もまた高熱で寝込んでいた時、三人の知人に外で目撃されたという…

「第5話」
説明のつかないような、ちょっとした変な体験の数々。

朝、山手線に乗り込み降車するまでほんの数駅。
新聞を読みながら仕事の段取りを考えていた彼が会社に着いた時…

「流水さんの心霊白書 奇怪体験、これ実話」
アシスタント二人と布団を並べ、眠っていた著者を襲った金縛り。
苦しむ姿を笑う声に、目を向けた著者が見た二人の姿とは…

「誰も信じなくていい!!でも私は見た!!」
「ほんとにあった笑っちゃう話」に投稿された、誰にも信じて貰えずしかも笑われてしまう奇怪な目撃談。
見上げた空に居たモノ、草むらに居たモノ、金縛りの時布団の上に居たモノとは…確かに彼らは見た!!


実録怪譚 忌魂ノ書 著:幽戸玄太

2012年05月05日 12:29

次世代の語り手が送り出す、怪異譚第二弾。
怪談に慣れた者でも戸惑うような…そんな怪異を三十五編。


「頭のネジ」
自慢の長い黒髪から転がり落ちてきた、ネジ。
その後も何度か現れたソレは、その本数に比例して…

「午後の午睡」
いつのまにか携帯の容量いっぱいまで撮られていた、寝顔の写真。
誰が撮ったというのか、引きで写されたモノとアップで写されたモノには…

「死者との約束」
柩の中の親戚からの呼びかけに、とっさに口から出た「断る理由」
何時まで有効なのか、そろそろ時期なのか…

「途中下車」
一度も降りた事のない駅で飛び込んだ、和式のトイレ。
壁にかかれた落書きと、その矢印の先にあったモノとの関係とは。

「台所の人影」
幼くした母を亡くした子供が縋り付いた、台所に立つ黒い人影。
ただ優しく抱きしめてくれるそれを彼は母親だと信じていたが…

「これだけは伝えたい」
自殺した友人が残したと思われる、覚えのないファイル。
記されていた意味の解らないその一文に、とりあえずは従ってみたものの…?

「うつる体質」
学生時代、一つ下の学年で話題となりそして彼を悩ませた奇妙な現象。
当人も認めざるを得ないほど明らかなソレは、一度ならずその後も度々…


実録怪譚 忌魂ノ書 (恐怖文庫)
幽戸 玄太
竹書房
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「超」怖い話 怪賊 著:久田樹生

2012年05月03日 21:29

逃げても逃げても追い縋り、時には何もかも奪い去る"怪"
何故なのか、何者なのか…そんな怪異をここに十三編。


「禁忌を犯す」
入ると祟られる、そんな噂のある塚を荒し中の物を何処かへ埋めた男。
その際彼は、その塚を守る一族の名を騙ったと言うが…

「よごれたち」
越したばかりの家に点々と付いていた、赤いよごれ。
泊まった友人が見た夢の中の男は、その部屋に在るモノかそれとも。

「廃墟巡り」
忍び込んだ廃墟で見つけたノートに綴られていた、親戚の名前と写真。
さほど親しくも無く遠い、しかし最近関わる事のあった一家に何があったのか。

「力士」
相撲ごっこをする子供達がまわし代わりに使い、そのうち失くした物。
最初に持ち出した彼を力士になるよう導いたというその声は、果たして…

「桜」
ある日、妻が持ち込んだ大きな桜の枝。
すぐに散りそのまま忘れていたソレを再び思い出すまでの間、家族に起きていた異変とは…

「もう駄目だ」
入試真っ最中の筈の娘から、二度に渡り公衆電話から掛かってきた奇妙な電話。
確かに娘の声だったというソレは、その時刻に起きていたある事と関係があったのか。

「隣禍」
下の娘が見たという、隣家の猫のようでいて猫ではないというモノ。
その後娘に、そして一家に浸透していった異変の原因は一体…


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久田 樹生
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怪談実話 叫 著:黒木あるじ

2012年04月01日 21:41

平野と黒木の厭〜なコンビの四冊目にして怪談本第三弾。
その地に根付き消える事のない痕跡を…そんな怪異を三十六編。


「濡衣」
酔った様子もない男に頼まれた、運転代行。
指定された行先で待ち受けていたモノと、その男の目的とは。

「田神」
田園風景を撮影しようとするカメラマンに告げられた、禁忌。
彼はそれを守ったが、信じようとせず後日その地を訪れた編集者は…

「戒名」
死期を悟った老人が自ら考案し、残したという戒名。
使われる事のないまま迎えた四十九日で住職が見たモノとは。

「同窓」
肝試しからの帰り道掛かってきた、しばらく会ってない友人からの警告の電話。
友人が危機を感じたというその現象は、怪談話にありがちなパターンかと思われたが…

「因家」
私設で建てられ、そして取り壊された神社の跡地に棲みついた一家を襲う怪異。
一年ほどで残った物と、その後新たに出来た物とは。

「数珠」
数珠を集めている彼女が留学生から貰った、ベトナム製の数珠。
本当にパワーを持つというソレが、その夜早速見せた自己主張とは。

「旧家」
改装の為立ち入った旧家で大工が見た、奇妙な造りの開かずの間。
ひっそりと置かれていた物の正体は一体なんだったのか、その後家主からの電話には…


怪談実話 叫 (恐怖文庫)
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恐怖箱 厭怪 著:つくね乱蔵

2012年03月31日 22:36

誰かに聞いて欲しいと集った「厭」な話。
本当に嫌なのは生者か死者か…そんな怪異を三十八編。


「早く見つけて」
監視カメラに映し出された、首吊り自殺の一部始終。
連絡を受け駆けつけた警備員が見たのは、すでに事切れた遺体だったが。

「正直な女」
工場の冷凍庫に棲みつき、男を魅了し誘い込むという美女の霊。
一度でいいから見たいと万全の準備を済ませ待ち構えた、男の前に現れた女は…

「この子をよろしく」
拾った猫と住む部屋を探す男を招いた、不動産屋の猫。
そのまま即決した瑕疵物件にはやはり前住人と思われるモノが現れたが…

「業火」
その昔、遺体の野焼きを進んで引き受けた男の秘密とそれを知った村人の報復。
今はもう殆ど人の居ない村に伝わるタブーは、新しく出来た施設を訪れる人は知る由も無く…

「役割」
物を捨てられない性格がエスカレートした夫が拾ったという、ソレ。
本来入れるべきものも無く不気味なソレの処分を頼まれた、妻の友人が後日見たモノとは。

「跡継ぎ」
長年護り続けていた老人から受け継がれた、祠の世話。
老人の死後、即放置されたその結果もまた即座に現れたという。

「セカンド・オピニオン」
手術を躊躇う男の前に現れた、既に亡き妻。
その笑顔と頷きに促され手術を決断した、男は知らない…


恐怖箱 厭怪 (恐怖文庫)
つくね 乱蔵
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