霊感添乗員MoMoの幽霊の出る旅 著:MoMo

2020年03月15日 11:13

現役添乗員が見聞いた旅路や宿での怪異を九十五編に、海外編を五編。

「市松人形」
恋人が異様に執着し、そのまま持ち帰ったという客室に飾られていた市松人形。
返却を申し出るも断られたそれを自宅に飾った彼女はその後…

「景勝地」
影の上で見た、自殺志願者の女性とそれを説得する警察のやり取り。
無事保護され、ほっとした観光客は再び彼女の姿を同じ場所に見たが…

「地引網」
臨海学校で地引網体験をした学生たちが引き揚げてしまった、男の水死体。
その夜、学生たちの部屋を訪れた男の言葉とは。

「貴船神社」
鎮守の森で見つけた、友人の名が記された藁人形。
彼らが見つけ、そして友人に知らせたからなのか、その後。

「養源院」
雨の日には血がしたたり落ちるといわれる血天井。
わざわざ雨の中確認に出かけた彼女たちは空振りに終わったかと思われたが。

「機内にて」
飛行機の中で感じた、様々な異変。
CAの友人によれば、その時その機にはおそらく…

「陸橋」
皆が目撃しその衝撃を感じた、陸橋からバスへの女の飛び降り。
後続車のドライバーも加わり捜索するも見つからない彼女は、再び…

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魂消 マンガ家のスピリチュアル(?)な体験記 著:九条友淀

2020年03月08日 19:20

可愛らしい猫漫画などで知られる漫画家のデビュー作。
学生時代の怖くもあり悲しくもある、そんな怪異を漫画で八編。

「七不思議+1」
著者のいたずら心から生まれたという出身中学の七不思議。
そんなネタを高校の同級生相手に話していると。

「知らぬが仏大作戦」
中学生の著者が所属した吹奏楽部に部室としてあてがわれた、奇妙な和室。
部長が決して見ようとしない「その場所」には。

「幻の女」
小学校時代、友人に付き合わされたものの途中で逃げてしまった「お墓」という遊び。
失敗すると夜窓を叩くというそれを退けるには、ある呪文を唱えればいいという話だが。

「テープの声」
高校時代、美術部の部員で撮影された8mm映画。
美術準備室で録音されたアフレコのテープに入っていた声とその直後に皆が見たものとは。

「美術室の怪」
立て続けに入院したり救急車で運ばれていく高校の教師たち。
入院した教師が倒れたのは美術室の真下の教室であり…

「真締川怪談」
雨の中、自転車ごと川に落ちおぼれかけた著者が見た一瞬の夢。
その後、化学の授業で嗅がされることとなった強烈な匂いに呼び起された、夢の正体とは。

「花の記憶」
白いタンポポが咲く山道を駆け上がり、木の幹に手をつき黒い町を見下ろす夢。
同じ場所を見つけた著者は前世の記憶だと思ったが、同じ夢を見るという霊感のある友人は…

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チョロ恐 著:唐沢なをき

2020年03月06日 21:10

チョロリと怖く時に面白い著者自身の不思議な体験や、濃い知人たちによる怪異を漫画で九編。

「1チョロ・スイカ」
雪の中を友人と登校中、ふと気が付くと自室にいたという著者。
机の上の漫画までしっかり見ていた彼はその時。

「2チョロ・夜走る」
深夜、川沿いを自転車で走る彼の後をついてくる老人の荒い吐息。
いくらスピードを出しても離れないそれを、ついに彼は見てしまったが。

「3チョロ・観覧車」
観覧車の窓から見た、下から登ってくるもの。
縦に回転しながらそれはどんどん上昇していき、空に消えたという。

「5チョロ・屋根の男」
遠足のバスがトンネルに入った途端、無数の手により後ろに引っ張られたという女性。
酔い止めの薬を飲み、帰路はぐっすり眠っていた彼女が目を覚ますと。

「6チョロ・こわくない」
親の代からあったという、物置にしまい込まれた古い仏壇。
庭で燃やしていると、隣人が…

「7チョロ・ハダカ見たい君」
若さゆえ暴走し、朝の8時からストリップ劇場へ向かった学生君。
何故か開いていた扉から中に入った彼が見たものと、その後の行動とは。

「8チョロ・大根」
子供の頃、よく豚のオバケを見ていたという歴ドルのマネージャー。
楽屋で霊に伸し掛かられ、たちまち全身に発疹が広がった彼女を救おうとその手を取ったが。

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強制除霊師・斎 贖罪 著:小林薫/斎

2020年03月05日 18:51

実に漫画向けなドSで猫好きな霊能者による、常に厳しく時に優しい除霊を五編。
追悼漫画一編と、ブレスレットの話を一編。

「水晶の埋まる家」
新築の家に感じる、漠然とした不安。
地鎮祭の際神主が持ってきたというそれは、斎氏いわく。

「飼い主の想い」
愛犬を突然亡くし、悲しみに暮れる相談者。
病院で息を引き取ったペットの魂を連れて帰る方法とは。

「あの女の視線」
結婚の挨拶の時から感じていた、あの女の視線。
その後もしょっちゅう電話をよこし姿を見せていた彼女が結婚すると聞いて、安心したが…

「贖罪」
生まれつきの難病で寝たきりの娘を介護する両親の苦悩と葛藤。
前世でも親子だったという彼らの繫がりと想いとは。

「疑惑の依頼者」
ネタを求めてでたらめな相談を持ち掛けた、とある記者。
斎氏が見たものはまるで的外れかと思われたが。

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怪幽録 笑う死体の話 著:ムラシタショウイチ

2020年03月03日 23:13


ある日編集部に送られてきた分厚い封筒。
孫に勧められたという著者が体験、または聞き及んだどこか懐かしい怪異を百編。

「経本の話」
熱心な祖母に毎朝付き合わされていた、辛く退屈なおつとめ。
経本さえなければと手を伸ばした幼い著者が見たものとは。

「スーパーの話」
近所のスーパーで何人も遭遇したという、とある女性。
肩を叩き接触してくる彼女は、よくある挨拶にいつも同じ言葉を残し次の瞬間。

「歌声喫茶の話」
元は歌声喫茶だったという店が、開店時間を早めることにしたその理由。
かつての常連の歌が聴こえるという店主は、それを。

「笑う死体の話」
登山中に滑落した男の遺体と一晩を過ごすこととなった山小屋の番人。
笑い声を聞いた彼は翌朝迎えに来た仲間にそれを伝えたが。

「遺品の話」
実家の遺品整理を始めた著者が持ち帰った、あるもの。
持ち帰ったことすら知らせなかった著者の妻が翌朝言うには。

「忘れていた話」
朝から微かに聞こえてくる、もの悲しげなメロディ。
3度目に気づいた忘れ物と、著者の妻の見解は。

「最後の日の話」
定年退職の日を迎え、片付けられた机に残る電話にかかってきた内線。
もう使われてはいないはずの番号から聞こえてきた、その声は。

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