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病院の怪 著:いわたみどり

2010年12月19日 22:59

生と死が隣り合い交錯する病院という空間。
医師や看護師、そして患者が出遭ってしまった…そんな怪異を二十七編。


「「顔を返して!」整形手術の失敗が恨みの念となって鏡に浮かび上がる」
整形手術の失敗に絶望し、自殺してしまった女性患者。
その怨念は執刀医に取り憑き破滅させた今もまだ晴れず…

「おなかの中の胎児が母親を死の淵から呼び戻した!」
持病を持ちながらも出産に挑もうとした女性を襲った死の発作。
身体を抜け出した彼女を引き留めたその声は、小さな小さな…

「自らの死に気づかない哀れな霊が」
毎晩、同じ時間に悲鳴を上げる小児病棟の入院患者。
寂しさから来るものかと思われていた、幼い彼女が見ていたモノは。

「来るはずのない恋人の姿を求め今も窓から外を眺め続ける人形」
入院中の少女が作り上げ、病院内に飾られていた編みぐるみ人形。
無事退院したはずの彼女が自殺した時、その人形もまた…

「飢餓の中で戦友の遺体を貪った男は生きたまま何者かに喰い刻まれた!」
極度の飢餓の中、戦死した友を食うことで生き延びた男。
終戦後も錯乱を続け病院で拘束されたその身体には、男が訴える幻覚通り…

「ミスを気に病んで自殺した医師が死の世界から少女を生還させた!」
手術後、昏睡状態となってしまった患者の元へ夜な夜な訪れる執刀医。
患者が目覚めると同時に消えたのは、偶然かそれとも。

「自らの開腹手術の一部始終を幽体離脱して見つめていた男」
開腹したものの、手の施しようがなくそのまま閉じるしかなかった末期癌患者。
その事実をどう告げるべきか悩む医師に対し、患者が返した言葉とは。


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いわた みどり
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