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山のミステリー 著:工藤隆雄

2011年01月25日 23:22

山を愛する著者が山小屋の主人から聞き集めた話や、自らが体験した山の怪奇譚。
半数以上が実名で語る、そんな怪異を五十五編。


「屋久島の幽霊」
テントを張るのに丁度良い具合の、平らな場所。
何故、平らなのか。それを知るものはそこで決してそこで眠ったりなどしない…

「人間が怖い」
激しい雷雨の中、山小屋に飛び込んできたずぶ濡れの女。
長い髪をべったりと張り付かせた、いかにも幽霊なその姿より怖いのは。

「夢に現れた遭難現場」
知らせを聞く前の夜に見た、遭難現場の夢。
その山をよく知る者だから、だけではない何かがそこには。

「呼ばれる」
もう既に息の無いことが見て取れる、谷へ転落した女性の遺体。
しかし夫は彼女の呼ぶ声を聴いた。そして遅れて駆けつけた息子もまた。

「血を引く」
プロの救助隊や警察犬がどれほど探しても発見できなかった遺体を見つけたのは。
説明のつかない、しかしそんな事もあると思えてしまうそんな三人の話。

「謎のバンダナ」
捜索を始めて数日後、何度も通った筈の道に突如現れた遭難者のバンダナ。
その近くで発見された彼女は一体何を思っていたというのか…

「山中の車」
車など通れるはずもない山中に放置され、朽ちていくだけの車。
多くの登山客を驚かせるその存在の理由と、愉快な後日談とは。


山のミステリー
山のミステリー
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工藤 隆雄
東京新聞出版局
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