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実録怪譚 忌魂ノ書 著:幽戸玄太

2012年05月05日 12:29

次世代の語り手が送り出す、怪異譚第二弾。
怪談に慣れた者でも戸惑うような…そんな怪異を三十五編。


「頭のネジ」
自慢の長い黒髪から転がり落ちてきた、ネジ。
その後も何度か現れたソレは、その本数に比例して…

「午後の午睡」
いつのまにか携帯の容量いっぱいまで撮られていた、寝顔の写真。
誰が撮ったというのか、引きで写されたモノとアップで写されたモノには…

「死者との約束」
柩の中の親戚からの呼びかけに、とっさに口から出た「断る理由」
何時まで有効なのか、そろそろ時期なのか…

「途中下車」
一度も降りた事のない駅で飛び込んだ、和式のトイレ。
壁にかかれた落書きと、その矢印の先にあったモノとの関係とは。

「台所の人影」
幼くした母を亡くした子供が縋り付いた、台所に立つ黒い人影。
ただ優しく抱きしめてくれるそれを彼は母親だと信じていたが…

「これだけは伝えたい」
自殺した友人が残したと思われる、覚えのないファイル。
記されていた意味の解らないその一文に、とりあえずは従ってみたものの…?

「うつる体質」
学生時代、一つ下の学年で話題となりそして彼を悩ませた奇妙な現象。
当人も認めざるを得ないほど明らかなソレは、一度ならずその後も度々…


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実録怪譚 厭霊ノ書 著:幽戸玄太

2011年09月29日 23:22

新たに見出された次世代の語り手が送り出す、怪異譚。
グズリと腐り厭な臭いを放つ…そんな怪異を三十八編。


「方向音痴」
極度の方向音痴故に、実家へ帰るのに何故か二時間も迷い続けた彼女の前に現れた救世主。
身内だけに彼女を心配して待っていたのか、彼は実は。

「娘の声」
離れた所で家事をしていても子供の様子が窺える、ベビーモニター。
スピーカーから聞こえてきたその"声"に、そっと部屋を覗いた母親が見たモノとは。

「駄目霊」
自殺の原因もその方法も駄目駄目なら、憑いた相手に訴えかける言葉もまた情けない。
そんな情けない霊が急に消えたその原因はさらに…

「理詰めの男」
知らずに持ち帰ってしまった所為で、戻しても戻しても帰ってくる野球ボール。
理系な彼が取った対応と、対する相手の反応とは。

「いちびり」
関西弁でいう所の「ふざけ」が過ぎる男が適当に作りだした「こっちょりさん」
何故か動き出した十円玉が彼の未来として指し示したのは、彼がデタラメに書いた…

「黒いゴミ箱」
妙に家賃が安い部屋でやっぱり出た、奇妙な姿の霊。
凄まじい悪臭を放つその姿は、かつてその部屋で自殺した男らしいが謎なのは…

「お化け撃退法」
死んだ叔父がその身をもって教えてくれたという、お化け撃退法。
時と場所を選び、あるモノが必須なその方法とは。


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