魂消 マンガ家のスピリチュアル(?)な体験記 著:九条友淀

2020年03月08日 19:20

可愛らしい猫漫画などで知られる漫画家のデビュー作。
学生時代の怖くもあり悲しくもある、そんな怪異を漫画で八編。

「七不思議+1」
著者のいたずら心から生まれたという出身中学の七不思議。
そんなネタを高校の同級生相手に話していると。

「知らぬが仏大作戦」
中学生の著者が所属した吹奏楽部に部室としてあてがわれた、奇妙な和室。
部長が決して見ようとしない「その場所」には。

「幻の女」
小学校時代、友人に付き合わされたものの途中で逃げてしまった「お墓」という遊び。
失敗すると夜窓を叩くというそれを退けるには、ある呪文を唱えればいいという話だが。

「テープの声」
高校時代、美術部の部員で撮影された8mm映画。
美術準備室で録音されたアフレコのテープに入っていた声とその直後に皆が見たものとは。

「美術室の怪」
立て続けに入院したり救急車で運ばれていく高校の教師たち。
入院した教師が倒れたのは美術室の真下の教室であり…

「真締川怪談」
雨の中、自転車ごと川に落ちおぼれかけた著者が見た一瞬の夢。
その後、化学の授業で嗅がされることとなった強烈な匂いに呼び起された、夢の正体とは。

「花の記憶」
白いタンポポが咲く山道を駆け上がり、木の幹に手をつき黒い町を見下ろす夢。
同じ場所を見つけた著者は前世の記憶だと思ったが、同じ夢を見るという霊感のある友人は…

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チョロ恐 著:唐沢なをき

2020年03月06日 21:10

チョロリと怖く時に面白い著者自身の不思議な体験や、濃い知人たちによる怪異を漫画で九編。

「1チョロ・スイカ」
雪の中を友人と登校中、ふと気が付くと自室にいたという著者。
机の上の漫画までしっかり見ていた彼はその時。

「2チョロ・夜走る」
深夜、川沿いを自転車で走る彼の後をついてくる老人の荒い吐息。
いくらスピードを出しても離れないそれを、ついに彼は見てしまったが。

「3チョロ・観覧車」
観覧車の窓から見た、下から登ってくるもの。
縦に回転しながらそれはどんどん上昇していき、空に消えたという。

「5チョロ・屋根の男」
遠足のバスがトンネルに入った途端、無数の手により後ろに引っ張られたという女性。
酔い止めの薬を飲み、帰路はぐっすり眠っていた彼女が目を覚ますと。

「6チョロ・こわくない」
親の代からあったという、物置にしまい込まれた古い仏壇。
庭で燃やしていると、隣人が…

「7チョロ・ハダカ見たい君」
若さゆえ暴走し、朝の8時からストリップ劇場へ向かった学生君。
何故か開いていた扉から中に入った彼が見たものと、その後の行動とは。

「8チョロ・大根」
子供の頃、よく豚のオバケを見ていたという歴ドルのマネージャー。
楽屋で霊に伸し掛かられ、たちまち全身に発疹が広がった彼女を救おうとその手を取ったが。

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流水さんちの浮遊霊 著:流水りんこ/斎

2019年02月23日 00:49

強制除霊師シリーズでお馴染みのドS除霊師・斎氏とのタッグ。
自宅や店舗、観光スポット等を巡った漫画を七編。

「流水さんちの浮遊霊 自宅編」
悪いものはいないと断言された著者の自宅。
しかし斎氏いわく「フツー」だという細々としたものはそれなりに…

「流水さんちの浮遊霊 お店編」
著者の夫が経営するインド料理店にいた、青年の霊。
他の客が食べているのを見ていたという彼の言い分とは。

「斎と歩くスピリチュアル探訪 浅草編」
浅草の一角にある、弁財天。
しきりと斎氏に訴えかけてきたのは、そこにかつて居た…

「斎と歩くスピリチュアル探訪 江戸城跡編」
江戸城跡にある、石室。
抜け穴や金蔵ではないかと言われるその場所で斎氏が見たものとは。

「斎と歩くスピリチュアル探訪 編集部編①」
「あなたが体験した怖い話」の編集部が入るぶんか社ビル。
やはり「フツー」だと斎氏の言うその状態とは。

「斎と歩くスピリチュアル探訪 編集部編②」
有象無象を片付け、入り口に結界を張った斎氏。
その後、守衛と掃除のおばさんが見たものとは…

「斎と歩くスピリチュアル探訪 脱・東京編」
編集者に連れられ訪れた、龍が祀られた水神社。
その中には、大きな黒龍の気配とさらに。

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昨年亡くなられた斎氏のご冥福をお祈りします。

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全国怪談 オトリヨセ 著:黒木あるじ

2015年07月02日 21:09

北海道から沖縄まで、各都道府県の怪異を四十七編。

「会津婚礼譚」
結婚の了承を得るため訪れた、恋人の故郷・会津。
酒の進んだ父親から受けた、奇妙な質問の意味とは…

「記念写真」
修学旅行の集合写真での、ちょっとした悪戯。
大事となり担任に謝罪した後、見せられた写真には。

「夜鳴く犬」
深夜、犬の短い泣き声がする家賃の安いアパート。
窓を開けた彼が見たモノと、茨城出身の友人が思い当たるその音の意味とは。

「駿河の裏富士」
「表富士」を愛する静岡出身の夫と、「裏富士」を愛する山梨出身の妻。
「表富士」を望むマンションに住む二人がある朝見た物とは。

「海の歌声」
海浜公園で逢瀬を楽しむ二人が聞いた、大勢の歌声。
後日、父親にそのフレーズを聞かせたところ…

「髪写」
とうに拝観時間の過ぎた寺でふざけて撮った写真に写り込む、モノ。
失敗写真にありがちな物と、安心するも実は。

「鬼の待ち受け」
注意書きを無視して携帯で撮影した、鬼のミイラ。
一見真っ黒に見えた、その画像をよく見ると…

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怪 異形夜話 著:宇津呂鹿太郎 他

2015年06月20日 20:04

ニューエイジ八名が繰り出す、次世代の怪異を二十九編。

「イエティの首」
おかしくなった男が作り出し、そして自殺する時に被っていた「イエティの首」
バラバラに壊れた筈のソレは、時折現れては通りがかりの人に血を浴びせるという…

「小糠雨」
深夜の雨の中に佇む子供に声をかけた後、身体に起きた異変。
以来、同じような雨が降る度起きるそれを誰にも信じてもらえなかったが…

「ビデオテープ」
期待を抱いて拾った、雑木林のビデオテープ。
内容よりも気に掛かる、ある点に混乱していると玄関のチャイムが鳴り…

「助けた人は」
三途の川を渡りかけた孫を救うため、川を越えてきた祖父母。
その後母親が気づいた、仏壇の小さな変化とは。

「あだ名違い」
付き合った男が次々と不幸になる「呪われた女」というあだ名を持つ女。
聞けば、喧嘩をした次の日に必ず見るというモノに対し彼女は。

「あるべき場所にて」
嫁が来たら一緒に料理がしたいと言っていた母親が残した、一本の包丁。
歴代の恋人が皆大怪我を追う中、1人無事だった彼女とは結婚の話が進んでいたが…

「神の毛」
高校生になってもまだ、母親の手によって切られていた娘の髪。
ある日、内緒で街のお洒落な美容院へ出かけたところ…

怪 異形夜話(竹書房文庫)
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著:
宇津呂鹿太郎/久田樹生/鈴堂雲雀/橘百花/戸神重明/三雲央/泡沫虚唄/神薫
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