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怪談実話 異聞百物語 著:八田ゐあん

2015年05月11日 21:26

西浦和也が別名で送り出す、百物語。
短めの怪異をここに、九十九編。

「第二十二話 階段」
時々何かが頭に当たる、団地の階段。
厳しい門限をうっかり破ってしまったその日、いつものその場所には。

「第二十五話 檻」
祖父の家の庭にあった、長年放置され錆びついた大きな檻。
老いた祖父に代わり片付けようと、その扉に手を掛けた時…

「第四十二話 同居人」
配達の度、判子を取りに戻る家主と入れ替えに顔を覗かせる無言の老婆。
その家は一人暮らしだと、前担当の先輩は言うが…

「第四十七話 掛け軸」
祖父の年末の入院により、途切れてしまった正月三が日の決まり事。
退院後、それに気づいた祖父は今からでも行おうとしたらしいが…

「第五十二話 寿司」
何も問題は無い筈なのに、時折客から苦情が出る寿司職人。
彼の家系に関係があるというのか、その客は数日後。

「第七十四話 後回し」
急ぎの調剤か、そうでないかを確実に見分けるという薬局の受付。
普段ならばすぐに薬を受け取りに来るある患者に対し、その日の判断は。

「第八十三話 金庫」
若い骨董品屋が仕入れた、年代物の金庫。
依頼した鍵屋が次々と都合が悪くなるという事態に、バーナーで無理矢理開けた中には。


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実話怪異譚 死に姓の陸 編:西浦和也

2012年06月30日 23:54

実子・養子はおろか嫁までも、本家に入った途端次々と死ぬ一族。
「おまえら行くな」撮影時の異変など、そんな怪異を六章二十編。


「死神の影」
少し痩せそして黒くモヤモヤして見えた、久々に会う友人。
彼女からの電話が掛かってきた瞬間真っ黒になった彼は、その後。

「帰れない」
越してきたその夜、食事の為出かけた男が次々出遭ったモノ。
帰りたくても帰れない、その理由とようやく帰宅した部屋に…

「お持ち帰り厳禁」
打ち上げと称して再び訪れた「おまえら行くな」のロケ地である廃墟。
すっかり雰囲気が変わりただの廃墟になったと思われたそこから、監督だけが。

「弥助」
当主の急逝により若くして跡を継いだ長男、そして次男の相次ぐ事故死。
さらに迎えた三人を亡くし、とうとうその役目が回って来た分家の彼は。

「死に姓の陸」
その後も跡取りの死と養子取りを繰り返す土地を訪ねた、弥助の息子。
久しく絶えていた本家筋が見つかったタイミングだったのは、偶然なのか。

「いまもいる」
「おまえら行くな」で取材した、幽霊の出るゲーセンのその後。
今はうどん屋となったその地で働く店員曰く。

「ノイズ」
スタッフの打ち合わせの電話に混じる、会話できない程のノイズ。
暫し沈黙した相手がその時聴いていたというモノとは。



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虚空に向かって猫が啼く -百鬼蒐集録- 著:西浦和也

2009年12月13日 12:07

老舗怪談サイト、コ・ワ・イ・ハ・ナ・シ・ヤ・ミ・ノ・サ・サ・ヤ・キの管理人であり
「新耳袋」の取材協力者としても有名な、にしうらわがついにソロデビュー。
あとがきを読めば完成する怪奇、九十九編。


「猫が啼く」
虚空に向かって猫が啼く。
その意を知るのは猫と近隣住人のみ…

「役に立たない能力」
彼女には判る、その瞬間。
ただしあまりにも直前すぎるのだという。

「黒い煙」
それが見える、彼のあだ名は「死神さん」
誰一人として死なせてないのに気の毒な話である。

「来て頂戴」
叱りつけ、宥め、懇願。
息子には伝わらないのであろうが、必死である。

「ぶらさがり」
二階の窓から覗くモノ。
その家が取り壊されたら、ソレは?

「幽霊マンションに関わる話 その一~八」
「新耳袋」や「おまえら行くな」で取り上げられたマンションMH。
次々に消えるデータ、壊れる機材、そして…
触れてはいけない領域がここにある。


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おすすめ度の平均: 4.0
3 現代の怪談集としては秀逸。だが「それだけ」なのが残念。
4 読み応えはありました
5 面白かった〜
5 怪談のスタンダード
2 タイトルが上手です

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