FKB 怪談実話 累 著:黒木あるじ

2019年02月22日 07:33

デビュー作には書ききれなかった怪異等をここに、三十四編。

「言伝」
泥酔して歩く彼女の足に絡むもの。
それは同じ状況で事故死した友人からの忠告かと思われたが。

「敷居」
著者がデビューする切欠となった話には書かれなかった異変。
恋人の指摘する、アパートにはまずありえない物は火事の後…

「金怪」
ある銀行に時々持ち込まれるという、奇妙な落書きのあるお札。
丁寧に塗られたそれは、警察いわく…

「幽便」
毎日対峙する局員だからこそ気づいた、ポストの異変。
話を聞かされた男が調べた場所には。

「鼻血」
その話をすると必ず鼻血が出る、と前置きした男。
異変というには情けないとかまわず話を聞こうとした著者が見たものとは。

「彼怪」
彼女の部屋、より彼氏の部屋の方が多いという怪異。
恨みを買いやすいのか、女性の方が鋭いのか、そに在るのは。

「助言」
引きこもりただただネトゲに没頭する息子を心配する母の声。
余りのしつこさに振り向いた室内はおろか、家の中にも誰も居なかった訳とは。


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怪談実話 畏 著:黒木あるじ

2015年03月17日 20:49

何かに書かされてるという、怪異を四十三編。

「嫁花」
帰り際に会場の花を貰った、新郎友人。
自宅で飲みなおしつつ、新郎との秘密をつい漏らしたその時。

「怪片 一」
真上の階の住人からたびたび受ける、ある苦情。
その内容に覚えは無く、心当たりがあるとすれば…

「十円」
コックリさんで使用後は財布に戻せないルールの為、缶に溜め込まれていた十円玉。
結婚退職する担任へ花を贈る資金として、その缶は開けられそして使用されたが。

「神火」
破魔矢などを燃やす御柴灯の中に蠢く、黒い火。
這い出るように炎の中から出てきたそれは、人の形をしていたという。

「驚愕」
ゴミ置き場から拾った「ミニチュアの家」にペンキを塗ったというネパール人の男。
早速起きた怪異に、彼が取った対応とは。

「怪片 五」
TVが2局しか映らないという、電波状況の悪い部屋。
ある日突然改善された、その原因として思い当たる事とは。

「棺猫」
追い出しても気がつけば戻っていた、飼い主の棺の上の猫。
その日の深夜、うっかり火を途切れさせた蝋燭守が見たモノとは。


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怪談実話 叫 著:黒木あるじ

2012年04月01日 21:41

平野と黒木の厭~なコンビの四冊目にして怪談本第三弾。
その地に根付き消える事のない痕跡を…そんな怪異を三十六編。


「濡衣」
酔った様子もない男に頼まれた、運転代行。
指定された行先で待ち受けていたモノと、その男の目的とは。

「田神」
田園風景を撮影しようとするカメラマンに告げられた、禁忌。
彼はそれを守ったが、信じようとせず後日その地を訪れた編集者は…

「戒名」
死期を悟った老人が自ら考案し、残したという戒名。
使われる事のないまま迎えた四十九日で住職が見たモノとは。

「同窓」
肝試しからの帰り道掛かってきた、しばらく会ってない友人からの警告の電話。
友人が危機を感じたというその現象は、怪談話にありがちなパターンかと思われたが…

「因家」
私設で建てられ、そして取り壊された神社の跡地に棲みついた一家を襲う怪異。
一年ほどで残った物と、その後新たに出来た物とは。

「数珠」
数珠を集めている彼女が留学生から貰った、ベトナム製の数珠。
本当にパワーを持つというソレが、その夜早速見せた自己主張とは。

「旧家」
改装の為立ち入った旧家で大工が見た、奇妙な造りの開かずの間。
ひっそりと置かれていた物の正体は一体なんだったのか、その後家主からの電話には…


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狂奇実話 穽 著:黒木あるじ

2011年10月29日 22:03

平山と黒木の厭~なコンビ、三冊目は生きた人間の狂気。
最早壊れた人間の方が多数派なのか…そんな狂気を四十一編。


「犬刈村」
未だその地で絶対的な力を持つ"地主"に育てられた、その息子達が競い合うモノ。
誰も止めない止められない、徐々にエスカレートするその目標は最終的には…

「夜食」
コンビニ勤めの恋人が持ち帰る弁当の為太り、そして食生活を改めた女性。
弁当を拒絶する度不機嫌になる恋人との関係が悪化し始めた頃、彼女の身に起こり始めた異変とは。

「ハングマン」
帰宅を急ぎハンドルを握る車に感じる、明らかな違和感。
猫の死体を避けた後、サイドミラーに映っていたのは…

「なう」
とある掲示板にアドレスを書きこまれて以来、次々と届くようになった見知らぬ相手からのメール。
一人から数通ずつ送られるメールにそれぞれ添付された画像に写っているのは。

「呪肉」
奇怪な物を集めるのが趣味の女の子が自らを捨てた男に送り付けた、呪いの肉。
通常の方法では手に入らない、食べれば確実にクるその肉の正体とは。

「不明 伍」
週に一度、ドラッグストアで「あるモノ」を大量に買い占めていた常連客。
いつからか来なくなった彼女を再び見かけた場所と、その連れは。

「紅粥」
体調を崩した彼を気遣い、恋人が作ってくれた特別なお粥。
小瓶に詰められ、白粥の上にまぶされたソレの正体とは。


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怪談実話 痕 著:黒木あるじ

2011年03月29日 22:22

FKB第四弾は、黒木と平山のタッグ。
なんだか妙に自己主張の激しい怪異を、ここに三十五編。


「鬼頭」
ギャンブルにはまり、借金地獄に陥った息子を救ったのは亡き母の遺した貯金だった。
二度としないと誓う息子の為、次に父は。

「骨董」
やたらとガラクタばかり掴まされる父親がこれこそは本物と豪語する、不気味な掛け軸。
次々と起こる怪異に家族が疲労する中、最後まで信じなかった父親の前にもとうとう決定打が。

「蝙蝠」
絶対に手放すなときつく言いくるめ、祖母が持たせた小さなお手玉。
蝙蝠をあしらったその柄に相応しいその効力は節目節目で発揮され、そして。

「霊交」
女百人斬りを目指すバカ者が、記念すべき百人目に選んだのは幽霊だった。
長い黒髪の美人と見定めやる気満々だった彼が、見たモノは。

「猫目」
虫や蛙だけでは済まなかった、悪ガキの残酷な遊び。
やがて大人となり落ち着いた彼の、一番のその時を贄は待っていたというのか…

「疵痕」
覚えのない自らの大きな傷跡と、母親の日記の謎の記述。
いずれ、というのは母か子か。もはや知る由も。

「根絶」
クラス全員の壮絶なイジメで壊し、そして自殺に追いやった一人の少年。
既に三十歳を超えるクラスメイト全員には、彼との因果を感じる共通点があるという…


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