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いま、殺りにゆきます 著:平山夢明

2010年12月26日 22:33

もう誰も信用できない、してはいけない時代なのか。
人が人を殺すのに、理由など必要のない…そんな狂気を三十六編。


「いらないもの」
軽い気分で上客からひったくりをした、ホスト二人が無くしたもの。
ヤクザに選択させられた、「いらないもの」とは…

「医者嫌い」
薬局から出てまもなく、バスを待つ彼女に声を掛けてきた白衣の男。
渡し忘れたというそのカプセルを、熱でぼんやりしていた彼女はその場で。

「一生瓶」
毎朝玄関先に置かれるようになった、無色透明の液体が入った一升瓶。
やがて門の中に玄関先に、そして家の中に来た時その色と届け主は。

「おまけ」
ネットオークションで競り落とした、箱いっぱいに詰め込まれたレコード。
出品者が無造作に詰め込んだのであろうその中に混じる、持ち主の声とは。

「閉店パーティー」
酒癖の悪さ故に怪我をさせた奥さんに逃げられ、客足も減った酒屋の店主。
常連を招いた閉店パーティーでは、最後の乾杯まで彼は飲まずに盛り上げたが。

「大土星王」
ブログを変えても見つけ出され書き込まれる、不気味なコメント。
ブログを閉鎖し、旅行を楽しんだ彼女の帰りを待ち受けていたモノとは。

「だんだん少なくなっていく」
原因不明のまま、飼い犬から一つ一つ減っていくモノ。
残り一つとなる前に掛かってきた電話と、その後送られてきた写真とは。


いま、殺りにゆきます
平山夢明
情報センター出版局
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