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日本怪異譚 血も凍りつくミステリー 著:黒塚信一郎

2010年12月29日 23:06

日本や中国で古来から語り継がれてきた、幽霊や妖怪。
現代風に訳しながらも当時の雰囲気はそのままに伝える、そんな怪異を四十五編。


「我が身を切り刻む尼僧」
皇帝を倒し取って代わろうと目論む武人の元へ現れた尼僧。
真面目で親切な彼女の異様に長い風呂に好奇心を駆られた彼が見たモノは。

「落頭民」
飛頭蛮、または抜け首とも呼ばれるその種族。
夜な夜な首が抜ける召し使いの女の姿を見た主が、残っていた体に布団を掛けたところ…

「あの子を嫁に…」
童歌に残る、悲惨な事件。
山のような貢物を持参し一人娘を娶った男は妖怪だったのか…

「子を食らう老婆」
深夜の山中で兄弟を襲い食らおうとした鬼。
弟が射抜き落としたその腕の持ち主は…

「死人録」
見るなと言われれば見たくなるのが人の性。出るなと言われれば…
自らの寿命を盗み見てしまった男に授けられた回避方法と、その結末は。

「妖怪の会合」
諸国行脚中、百鬼夜行に出遭ってしまった修験者。
仏の加護か妖怪に喰われることはなかったが、夜が明けた時彼が居た場所は。

「髑髏の告白」
打ち捨てられていた髑髏を供養した僧の元を訪れ、食事に招いた男。
男の為に用意されたのだというご馳走を食べるうち、帰ってきたのはその家の…


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