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刑務所の怪談 著:坂本敏夫

2011年01月31日 22:55

元刑務官が語る、塀の中での不思議な体験。
そこにある想いは被害者の物か受刑者の物か…そんな怪異を十四編。


「十戒」
職員宿舎のリフォームにより始まった、鼠の大移動。
そこかしこを走り回り異臭を放つ鼠たちが一切近づかなかったという部屋、それが著者の。

「童舞」
自分勝手な理由で我が子を殺してしまった若い母の独房へ現れる、小さな霊。
母が部屋を移動をしても、その子はそのままそこに居るという…

「ステンドグラス」
工場内の火災により、房の移動を余儀なくされた一人の受刑者。
移動がなければ入る事の無かったその講堂には、男が隠し通していた罪を突きつける物が…

「レンガの館」
皆が一目置く模範受刑者の、出所前の最後の願い。
昔は相当に手の付けられない暴れん坊だったという彼は、その部屋で何があったというのか。

「トライアングル」
房の増設の為、取り壊されることになった倉庫内の整理。
次々と出てくるお宝の中に混じるその角材には、誰も気に留めていなかったが。

「消印の無い葉書」
説明のつかない、不思議な話三編。
そこに共通しているのは、家族が互いを想い合う優しい心か。

「汽笛が聞こえる」
聞こえる筈の無い音が聞こえたと告げる、一人の受刑者。
その音がした時誰かが死ぬのだと、そう彼が言うとおりその後。


刑務所の怪談
刑務所の怪談
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