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怪談実話 痕 著:黒木あるじ

2011年03月29日 22:22

FKB第四弾は、黒木と平山のタッグ。
なんだか妙に自己主張の激しい怪異を、ここに三十五編。


「鬼頭」
ギャンブルにはまり、借金地獄に陥った息子を救ったのは亡き母の遺した貯金だった。
二度としないと誓う息子の為、次に父は。

「骨董」
やたらとガラクタばかり掴まされる父親がこれこそは本物と豪語する、不気味な掛け軸。
次々と起こる怪異に家族が疲労する中、最後まで信じなかった父親の前にもとうとう決定打が。

「蝙蝠」
絶対に手放すなときつく言いくるめ、祖母が持たせた小さなお手玉。
蝙蝠をあしらったその柄に相応しいその効力は節目節目で発揮され、そして。

「霊交」
女百人斬りを目指すバカ者が、記念すべき百人目に選んだのは幽霊だった。
長い黒髪の美人と見定めやる気満々だった彼が、見たモノは。

「猫目」
虫や蛙だけでは済まなかった、悪ガキの残酷な遊び。
やがて大人となり落ち着いた彼の、一番のその時を贄は待っていたというのか…

「疵痕」
覚えのない自らの大きな傷跡と、母親の日記の謎の記述。
いずれ、というのは母か子か。もはや知る由も。

「根絶」
クラス全員の壮絶なイジメで壊し、そして自殺に追いやった一人の少年。
既に三十歳を超えるクラスメイト全員には、彼との因果を感じる共通点があるという…


怪談実話 痕(しるし) (竹書房恐怖文庫)
黒木 あるじ
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