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恐怖箱 蝦蟇 著:深澤夜/神沼三平太/高田公太

2011年06月29日 23:02

新しい語り手を加え、より進化を続ける共著本。
ソレもまた、じわじわと成長し続けている…そんな怪異を三十三編。


「ポール」
風もないのにプルプルとよく揺れる国旗のポール。
行き交う車の振動が伝わっているのだろうと、誰もが思うソレには実は。

「モーニングセット」
トイレに入った男の足に、突然開いた大きな切り傷。
血が溢れ出す患部を必死に押える両手とは異なる、もう一本の腕はその傷口に…

「ヘビーローテーション」
金縛りで身動き一つできない彼を囲み、順に経を読む十二人の僧侶。
最後の一人が終わりようやく解放されるかと思ったソレは明け方まで続き、そしてその時彼は。

「だーれだ?」
後ろから目隠しされ、とっさに出た名前とその後の会話。
手が外され、振り返った背後には。そもそもその名前には。

「黄色い長靴」
引っ越しても引っ越しても付き纏う、頭上に響く子供の足音。
ならば逆に、と次に選んだのは小さな子供のいる家族の真下の部屋だったが…

「着く前の話」
懐中電灯も持たず、肝試しに出かけた彼らが使ったのは携帯のディスプレイだった。
数分で消えてはまた点け、を繰り返した何度目かに灯りの中に居たのは。

「アイアンマン」
幽霊が見たくて事故物件を探す学生と、見せたくて費用を肩代わりした不動産の男。
不動産の男が彼に見て欲しかったのは"アイアンマン"そのものではなく、その…


恐怖箱 蝦蟇 (竹書房恐怖文庫)
深澤 夜 高田 公太 神沼 三平太
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