--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

恐怖箱 臨怪 著:神沼三平太

2011年07月29日 23:40

超-1/2010で稲川賞を受賞した、ささきやすなり改め神沼三平太の初単著。
溢れだす寸前のこの本を手に取ってしまえば何かが起こる…そんな怪異を五十七編。


「ばんばん」
古アパートの自室でゴロゴロしていた大学生を急かすかのような、大きな音。
何故か素直に従い、家を出た彼がその後見る事となった光景とは。

「ずっ」
帰宅後鍵を閉め忘れた玄関ドアに、外側から挟まっていたモノ。
ずっと引き抜かれたソレを追い勢いよく開けたドアの向こうには。

「母の声」
パチンコにハマり、借金を重ねる息子を諌める母の声。
二度までも無視した息子に対し、三度目の言葉は。

「柱の傷」
短いサイクルで引っ越しを続ける彼が、その度敷金を返してもらえないその理由。
何度越しても起こるその怪現象は、いつか彼を。

「箱の中」
事務所の片付けの最中出てきた、誰も中身を知らない段ボール箱。
ガムテープで厳重に巻かれ、カッターの歯を拒絶したその箱の中にあったモノとは…

「膨張」
古書店で見つけた、探し求めていた怪談本。
汚れ等をきっちりチェックした上で買い、袋のまましばらく置いてあったその本を手に取ると…

「ぐるぐる」
渋谷の勤務先から相模原の自宅へ帰る筈だった筈が、何故か迷い込んでしまった場所。
気が付いたらそこに居たという彼は、何時間もその周りから出る事が出来なかったという…


恐怖箱 臨怪 (恐怖文庫)
神沼 三平太
竹書房
売り上げランキング: 598

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 心霊・怪談へ
関連記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://kumaniac.blog99.fc2.com/tb.php/491-82ccfcce
この記事へのトラックバック



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。