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黒塗怪談 笑う裂傷女 著:黒史郎

2011年08月29日 23:45

黒史郎と平山夢明の厭なコンビは、さらなる段階へ。
黒丸ゴシックが生者の狂気なら、こちらは死にきれない者の怪異を三十二編。


「バチ」
選んだその言葉に何の意図もなかった、子供の一人遊び。
父の警告も聞かず続けたその結果を、教師となった彼女が生徒に話した所…

「たぬき」
夕食後の平和な団欒を突如邪した、二階の物音。
決して近寄ろうとしない隣人が、たぬきと呼ぶものは一体なんだったのか。

「大白猫」
彼の部屋から丸見えだという、向かいのマンションの一室。
異様に真っ黒な部屋に浮かび上がる、大きな白い猫かと思われたソレは。

「走る女」
めたらめったら、神出鬼没に出まくるという白い女。
生きた人間ではないのかと言いたくなるほど目撃されまくっているその女はしかし。

「サユリ」
二日に一度は知り合いの幽霊を見た、死んだに違いないと騒いでいた元彼女。
別れて二年、全く連絡も取らず消息も知らない彼女は今ひょっとして…

「くらげさん」
動物図鑑を愛読しその種類に詳しい息子の部屋に遊びに来たという、クラゲ。
息子が真似るその鳴き声は、まるで…

「輝く男」
妹のように可愛がっていた友人の葬儀で一人、輝きを纏っていた男。
恋人と思われるその男に向けた、彼女の想いは果たして…


黒塗怪談 笑う裂傷女 (竹書房 恐怖文庫)
黒史郎
竹書房
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