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大江戸怪談草子 井戸端婢子 著:平山夢明

2010年01月02日 20:59

この世に人が居る限り、怪もまた傍に在る。
平山夢明により蘇る江戸時代の怪異、三十二編。


「犬猿」
人を呪わば穴二つ。
彫物により人を死なせ、自らも殺された彫師。

「人面疔」
所謂、人面瘡。
医者へ行く金も無い男が取った手段とは。

「忌み草履」
墓へ参った後に必ずすべき事。
面倒がって怠ると、それを使うモノが…

「盥猫」
猫を死人に近付けてはいけないという。
どんな姿でも、と願うのは罪だろうか。

「ぎこ回し」
回した分だけ樹木の成長が進む臼。
欲張り忠告を聞かぬ者の顛末は、何時の時代も。

「雨影」
自らに化けた妖との問答。
逆に問い返され、一切答える事のできなかった男は。

「人独楽」
底意地の悪さで虐めに虐め抜き、店を潰した男の顛末。
その異様な状態を当人がまったく意識しないのがまた、恐ろしい。


大江戸怪談草紙 井戸端婢子 (竹書房文庫)
平山 夢明
竹書房
売り上げランキング: 229956
おすすめ度の平均: 5.0
5 僕と夢さんと校庭で。
5 江戸情緒をまとった恐怖が面白い
5 まさに珠玉の短編集
4 江戸らしさもあり
5 もっと早く書けば良かったのに。

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